設立当初から毎年継続しているイベントで、毎年たくさんの鳥を見ることができます。
玉川上水駅を出発して、小平市の上水新町地域センターまでを歩きながら、鳥を探します。
今年はスタッフ含めて24名の参加。
まずは、コース説明と注意事項。
出発してすぐ、カルガモがお迎えしてくれました。
カルガモはオスメスの区別が難しい鳥ですが、飛び立った時に見えるお尻近くの羽根が青黒いのがオスと、理事長より説明が。ちょうど飛び立って、その姿を見せてくれました。
その後もおなじみのヒヨドリ、キジバト、シジュウカラ、ムクドリや、エナガ、ツグミ、ジョウビタキ、ヤマガラなど、たくさんの野鳥が姿を現してくれ、観察しながら進みます。
そして、これまで15年ほど玉川上水でバードウォッチングをしてきた中で、今年初めて観察できたのがこちら。
わかりますか?
カワウです。
これまでは、玉川上水にはいない鳥でしたが、最近入り込んできているようです。
カワウは魚をたくさん食べてしまうので、釣り人や漁協などからは、嫌がられている鳥のようですが、玉川上水にやってきたことの影響はどうなのか、これから要注意かもしれません。
鳥だけでなく、玉川上水の植生についても少しお勉強。
こちらは何の実かわかりますか?
答えは、エゴの実。
玉川上水には数が多く、5月になると白い花をたくさんつけて、道行く人の目を楽しませてくれます。
この実には、エゴサポニンという物質が含まれ、昔は石鹸代わりにしたり、魚毒性があるので、魚をつかまえるのに使ったりしたそうです。
こちらはシマシマの幹肌がとてもきれいで、目立っていた、イヌシデ。
二時間半ほどかけて、今日の終点、上水新町地域センターまで。
今日見た鳥をみんなで答え合わせ。
22種類の鳥を見ることができましたが、これは少ない方です!
午前中はあいにくの寒~い曇り空で、鳥たちのお出ましも少なかったようです。
最後は、どんぐり料理隊による、野生きのこ入りあったか~いすいとんであったまりました。